ねこかつについて

 

「ねこかつ」とは?

ねこかつは、家族を探している猫と出会える「保護猫カフェ」です。

「婚活」や「就活」のように、「猫活」(猫の保護活動)なんて言葉も身近に使われるようになって欲しい。そんな想いを込めて、『ねこかつ』という名前をつけました。

他の猫カフェと違うところ

ねこかつでは、ペットショップで買った猫ではなく、行き場を失った猫たちを保護し、ケアをしながら、新しい家族を探しています。
もちろん、遊んでいただくだけでも大歓迎です。ご来店による収益は、すべて保護活動のために活用させていただいております。

もし、「猫ちゃんを家族に迎えたい!」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ保護猫をご検討ください。1匹の猫が新しい家族のもとへ迎えられると、そのスペースでまた別の猫を救い出すことができます。行き場のない命を繋ぐ活動を、一緒に広げていただけたら嬉しいです。

 

代表ごあいさつ

生まれた時から猫と暮らし、子どもの頃は捨て猫や野良猫をを保護することもありました。犬や猫の殺処分の現実を知ったのも、小学生の頃です。

「自分にできることを」とTNR活動を始めたのは、もう20年近く前のこと。そして2011年、東日本大震災をきっかけに保護団体の一員として福島でレスキュー活動に参加し、大きな無力感を覚えました。

「自分でも猫を守れる場所を作りたい」。その想いから仕事を辞め、2013年に保護猫カフェ「ねこかつ川越店」を立ち上げました。

最初はひとりで始めた活動も、今では150名を超えるボランティアの皆さまに支えられ、これまでに多くの猫たちを新しい家族へ繋げてきました。

これからも行き場のない猫たちを救うため、活動を続けてまいります。

保護猫カフェねこかつ 代表 梅田達也

 

活動の歩み

2013年

保護猫カフェねこかつ川越店をオープン。

2014年

月に一度、誰でも無料で参加できるTNR勉強会の定期開催をスタート。

2015年

シンポジウム「埼玉殺処分ゼロ」を開催。

2016年

丸広百貨店 川越店で、当時全国でも珍しかった百貨店での譲渡会を開催。

島忠ホームズで、全国の中でも先んじてホームセンターでの保護猫譲渡会を開催。

2017年

京王百貨店新宿店で行われたワンニャンEXPOにて、保護猫譲渡会を開催。

2018年

保護猫カフェねこかつ大宮日進店をオープン。

世界初となるIKEAでの保護犬猫譲渡会を開催。

2019年

川越市内で保護猫シェルターの運営を開始。

朝日新聞Sippoで連載コラム「猫模様-保護活動の現場から-」をスタート。(〜2020年末)

代表梅田の保護猫活動がTBSテレビ「情熱大陸」で放送される。

2020年

川島なお美動物愛護賞で、エンジン01動物愛護・川島なお美賞(大賞)を受賞。

2021年

朝日新聞「フロントランナー」で、代表梅田の保護猫活動の模様が掲載される。

2022年

日本最大規模となるPanasonic保護犬猫譲渡会の初開催に参加。(2025年現在まで毎年参加。)

犬猫写真展「命の境界線」、動物愛護シンポジウム「殺処分ゼロとその先へ」を開催。

岩崎書店より、児童書「ねこかつ!ずっとのおうちが救えるいのち」を出版。

2023年

ねこかつ!ずっとのおうちが救えるいのち」が、埼玉県・栃木県・名古屋市の夏休み推薦図書に選出される。

2024年

ねこかつ主催のシンポジウム「STAND UP FOR ANIMALS」を開催。動物愛護シンポジウムとしては最大規模となる1000名以上の動員を記録。

メンタリストDaigoさんの立ち上げた「D-lab cafe」内にある保護猫カフェの運営に協力。

2025年

令和7年度中学校道徳の教科書に、梅田の連載コラム「猫模様-保護活動の現場から-」の内容が掲載される。

さいたま市西区に2つ目となるシェルターを開設予定。

これまでの12年間の活動の中で約5000頭の猫たちを保護し、里親様へ譲渡してきました。さらに今年度は、さいたま市西区に2つ目となるシェルターを稼働させる予定で、年間約700頭の保護猫譲渡を目指しています。